大口・悪質な脱税者に実施される査察
カテゴリー: 会計トピックス
2020-06-17
大口・悪質な脱税者に実施される査察
査察は、一般の税務調査と異なり、国税査察官(いわゆるマルサ)が大口・悪質な脱税者に対して、刑事責任を追及する特別な調査です。
国税庁によると、令和元年度中に処理した事案は165件で、脱税額の総額は約120億円(1件あたり7300万円)でした。
そのうち116件を検察庁に告発しています(告発率70.3 %)。
なお、令和元年度中に査察事件の一審判決が言い渡された件数は124件で、その全てに有罪判法が出されています。
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