7月, 2013年
- 2013-07-29国民年金の2年前納に伴い通達改正
- 2013-07-22改めて電話対応の基本を確認
- 2013-07-16事務所でも熱中症・夏バテ対策を!
- 2013-07-08人事異動後の税務調査に備えて
- 2013-07-012013年7月のチェックポイント
国民年金の2年前納に伴い通達改正
厚労省は、平成26年4月末の口座振替分から、現行最大で1年となっている国民年金保険料の前納について、割引額の大きい「2年前納」を導入します。2年前納は口座振替に限られ保険料額は、26年2月の告示により確定する予定です。
これに伴い、国税庁は所得税基本通達の一部改正を行い、「2年前納した社会保険料の金額をその支払った年の社会保険料等の金額として差し支えない」としました。
現行は、口座振替できる期間が最長1年で、割引額は年3,780円ですが、推計によると、「2年前納」を利用すれば、毎月現金納付に比べて2年間で1万4千円程度割引になるといいます
改めて電話対応の基本を確認
近時、ビジネスツールはメールやFAXが多くなり、ビジネスでの電話対応に苦手意識をもっている社員が増えているようです。
※受信の第一声は明るく大きな声で
※先方の社名・氏名は必ずメモを取る
※聞き取れない場合はうやむやにせず丁寧に聞き返す
※取り次ぐ時は保留にしてから
※長く保留にして相手を待たさない
※クレームはたらい回しにしない
※相手が切ったのを確認してそっと切る
など、気持のこもった対応の基本を再確認します。
事務所でも熱中症・夏バテ対策を!
中症が多発していますので、熱中症を正しく理解し、対策に心掛けてください。
特に、野外での工事や外回りの営業マン、工場での業務に携わる従業員に対しては、朝礼などで熱中症の症状や危険性、水分と塩分の補給、十分な睡眠と休養の必要性を訴えると同時に、上司は健康状態を注意深く見守る必要があります。
めまいや筋肉痛、大量の発汗、さらには頭痛や吐き気などの症状が現れた場合は、すぐに涼しい場所へ避難させ、体を冷やすことが大事です。
人事異動後の税務調査に備えて
3分の1以上といわれる国税職員(税務署)の定期人事異動は、7月10日に発令され、平成25事務年度がスタートします。
新体制のもとで、税務調査も始まりますので、何時来られても対応できるよう帳簿や領収書・契約書など証拠書類を整理しておきましょう。
税務調査は、原則、電話により事前通知が行われますので、日時や対象税目、担当者名などを聞きます(顧問税理士にも通知されます)。
正当な理由があれば日時等を変更することも可能です。
2013年7月のチェックポイント
*納期の特例を受けている企業の源泉所得税(1月~6月分)の納付期限は、7月10日(水)です。
*健康保険・厚生年金の算定基礎届の提出は、7月1日~10日(来所日指定の事業所を除く)です。
*労働保険の年度更新の申告・納付期限は、7月10日です。
*7月1日~7日は、全国安全週間。これを機会に職場の安全意識を高めましょう。
*取引先の夏期休業日程を確認し、自社の日程も連絡して納品等に食い違いが出ないようにします。