平成30年度における査察(マルサ)

カテゴリー: 会計トピックス 
2019-06-19

 査察は、一般の税務調査と異なり、国税査察官 (いわゆるマルサ)が大口・悪質な脱税者に対して、刑事責任を追及する特別な調査です。

 国税庁によると、平成30年度中に処理した査察事案182件脱税額は総額140億円(1件当たり7700万円)で、そのうち検察庁に告発した件数121件(告発率66.5%)でした。

 重点事案(消費税受還付事案や無申告の脱事案など)の事例では、免税店制度を悪用し、架空の仕入(課税取引)と売上(免税取引)を計上する方法で不正に消費税の還付を受けようとした事案や、FX取引を多数の他人名義で行うことで所得を隠し、無申告であった事案などがありました。


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