通常国会で4月以降に成立した主な改正法等

カテゴリー: 会計トピックス 
2022-06-20

通常国会で4月以降に成立した主な改正法等

閉会した第208回通常国会において、4月以降に成立した主な改正法等は次のとおりです。

◎経済安全保障推進法
*国民生活・経済活動に甚大な影響のある重要な物資(半導体や医薬品など)の安定供給を確保する措置を整備、
*サイバー攻撃等に備え基幹インフラ(電気・ガス・水道等) が導入する重要設備を事前に審査する、など。

◎消費者契約法等の改正
*契約を取り消すことができる不当な勧誘行為に、「勧誘することを告けずに退去困難な場所へ同行し勧誘」や「威迫する言動を交え、相談の連絡を妨害」などを追加、
*解約料の算定根拠の概要説明や、契約の解除に必要な情報提供等を事業者の努力義務に追加、など。

◎民事訴訟法等の改正
*訴状等のガンライン提出や訴訟記録の電子化、ウェブ会議を活用した口頭弁論など民事裁判手続のIT化、
*当事者の申出により一定期間内に審理を終えて判決の言渡しをする「法定審理期間訴訟手続」の創設、など。

◎刑法等の改正
*懲役及び禁錮を廃止して「拘禁刑」を創設、
*インターネット上の誹謗中傷対策のため侮辱罪の法定刑を引上げる、など。

◎道路交通法の改正
*電動キックボード等を「特定小型原動機付自転車」とし、運転免許不要でヘルメット着用は努力義務とする(16歳未満は運転禁止)
*運転免許に係る情報をマイナンバーカードに記録できるようにする、など。

◎建築物省エネ法等の改正
全ての新築住宅・非住宅に省エネ基準適合を義務付ける、など。

◎旅券法の改正
一般旅券の発給申請、紛失・焼失の届出等をオンライン化する、など。


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