令和2事務年度における所得税の調査状況

カテゴリー: 会計トピックス 
2021-12-01

令和2事務年度における所得税の調査状況

 国税庁によると、令和2事務年度(令和2年7月~令和3年6月)に実施された所得税の調査等は、新型コロナの影響により実地調査は2万4千件(前年度6万件)と大幅に減少しましたが、文書等による簡易な接触は47万8千件(同37万2千件)で、合計50万2千件の調査等が行われました。

 このうち、申告漏れ等の非違が27万9千件(実地2万1千件、簡易25万8千件)にあり、把握された申告漏れ所得金額は実地調査で2992億円(1件あたり1257万円)、簡易な接触で2586億円(同54万円)となっています。
 また、追徴税額は実地調査で533億円(同224万円)、簡易な接触で199億円(同4万円)でした。


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