「NISA」と「iDeCo」の主な特徴

カテゴリー: 会計トピックス 
2018-03-16

◎NISA……年間120万円を上限に買い付けた上場株式や株式投資信託、ETF、REITなどの配当や売買益が最長5年間、非課税となります。NISA口座内に金融商品を保有したままで非課税期間が終了した場合は、翌年の非課税投資枠に移すロ一ルオーバーも可能です(時価が120万円を超える場合でも全額可能)。

なお、NISA口座は同一年において1人1口座しか開設できません。また、他の口座(特定口座など)との損益通算や、損失を翌年以降に繰り越しすることはできません。

◎つみたてNISA……年間40万円を上限に買い付けた一定の投資信託等の配当や売買益が最長20年間、非課税となります。投資対象は、長期の積立・分散投資に適した一定要件を満たす株式投資信託とETFで、「1力月に1回」など定期的に一定金額の買付けを行う積立投資に限られます。

なお、上記のNISAとは選択制であり、同一年に両方の適用は受けられません。

◎iDeCo(個人型確定拠出年金)……加入者が自ら運用を行い、公的年金に上乗せして給付を受け取れる私的年金で、基本的に60歳未満の全ての方が加入できます。掛金は、加入者によって異なる限度額(自営業者は月額6.8万円、企業年金等がない会社員は月額2.3万円など)が設けられており、全額所得控除の対象となります。また、運用益も全額が非課税であり、受取時も公的年金等控除(一時金の場合は退職所得控除)が適用できます。

なお、原則60歳まで途中で引き出すことはできません。


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