法人の黒字申告割合は32.丨%で5年連続増
カテゴリー: 税務・会計の最新チェックポイント
2016-10-13
国税庁が公表した「平成27事務年度 法人税等の申告事績」によると、申告を行った法人の黒字申告の割合は32.1% (同1.5ポイント増)と5年連続で増加し、1件当たりの所得金額は6785万円(同0.6%減)となりました。
一方、約7割を占める赤字法人の申告欠損金額は13兆7118億円(同5.1%減)、1件当たりは715万円(同4.1%減)と、ともに減少しました。
なお、欠損金が生じた場合に適用できる制度には、翌年度以降に生じた所得から控除できる「繰越控除」と、前年度の所得と相殺して納付した法人税の還付を受ける「繰戻還付(資本金1億円以下の中小法人等に限る)」があります。
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