確定申告をする際の主な注意点は

2016-02-15

明日から所得税の確定申告がスター卜します。申告の際は、以下のような点に注意しましょう。

◎医療費控除……入院給付金や高額療養費等がある場合、補填の対象となった医療費から差し引きます。

◎扶養控除……同居をしていない場合でも、常に生活費や療養費等を送っているなどで生計が一であれば該当します(16歳未満は対象外)。

◎寡婦(夫)控除……夫(妻)と離婚や死別した一定の方は、控除が受けられます。

◎地震保険料控除……平成18年までに締結した長期損害保険契約等に係る損害保険料は対象です。

◎ふるさと納税……確定申告をしなくても寄附金控除が受けられる「ワンストップ特例制度(要申請)」 は、6団体以上の自治体にふるさと納税をした方や、ふるさと納税の有無にかかわらず確定申告を行う方には適用されないため、控除を受けるには確定申告が必要です。また、27年1月〜3月に行ったふるさと納税の控除を受ける場合も確定申告が必要です。

◎国外所得がある場合……居住者は海外にある不動産や株式等の譲渡等により得た所得についても、日本で申告する必要があります。なお、5千万円超の国外財産を保有している場合は、国外財産調書の提出が義務付けられています。

◎上思株式等の繰越損失がある場合……1年間取引をしなかった場合ででも、損失を翌年に繰り越すためには申告が必要です。

◎給与以外に收入がある場合……FX(外国為替証拠金取引)の利益や、ネットでの収入(アフィリエイ卜など)がある場合、必要経費を差し引いた所得が20万円超であれば申告が必要です。


横浜市・鶴見区の税理士 横浜市・鶴見区の税理士、相続税
Copyright(c) 2014 満田一秋税理士事務所 All Rights Reserved.