大ロ・悪質な脱税を取り締まる査察
カテゴリー: その他
2015-07-13
査察(マルサ)とは、一般の税務調査と異なり、 大口・悪質な脱税者に対して強制調査を行い、刑事貴任を追及する特別な調査です。
平成26年度査察事績によると、26年度中の処理件数は180件で、そのうち検察庁に告発したのは112件となり、告発率は62.2%でした。また、 脱税額の総額は約150億円となっています。
脱税の手段・方法には、売上除外や架空の原価・経費の計上が多くみられたほか、架空の課税仕入とそれに見合う架空輸出免税売上を計上する方法で不正に還付を受けていたケースや、海外の仕入先に架空のインボイスを作成させ架空仕入を計上していたケースなどがありました。
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