国税の新規滞納額の51%が消費税
カテゴリー: 会計トピックス
2014-08-27
国税庁によると、25年度の国税(法人税や消費税など)の滞納残高は、1兆1414億円(前年度比10.1%減)となり、15年連続で減少しました。
25年度に発生した新規滞納額は、5477億円(同7.7%減)で5年連続の減少となりましたが、このうち消費税が2814億円(同11.5%減)と全体の約51%を占めており、税目別では9年連続の最多となりました。
消費税率引上げにより滞納の悪化が懸念されますが、税金を滞納した場合は、延滞税が課せられるだけではなく、金融機関からの借入が困難になるなど、経営に大きな影響が出ますので、納税資金を考慮した資金繰りが重要となります。
←「来月(2014年10月)から雇用保険の教育訓練給付金が拡充」前の記事へ
次の記事へ「厚生年金保険料は毎年9月に引上げ」→