今国会により現時点で成立している改正法

カテゴリー: 改正論点 
2015-07-17

今通常国会は、会期が延長され、9月27日までとなりましたが、これまでに以下のような改正法が成立しています(4月以降に成立した主なもの)。

◎中小企業信用保険法の改正……*地域の経済や雇用を担うNPO法人の事業資金の調達を支援するため、中小企業信用保険の対象に一定のNPO法人を追加する、*特別小口保険の対象となる信用保証協会の保証割合について、部分保証を導入する。

◎地域再生法の改正……東京から地方へ本社機能を移転する場合や、地方の企業が本社機能等を強化する場合に、取得した建物等の投資減税や雇用促進税制の特例を適用する、など。

◎不正競争防止法の改正……営業秘密の保護強化のため、*罰金額の引上げ及び犯罪収益の没収等の措置を講じる、*営業秘密侵害罪を非親告罪とする、*営業秘密侵害の未遂行為を処罰対象にする、など。

◎特許法等の改正……社員による職務発明について、あらかじめ契約、勤務規則などで定めることで、特許の権利を企業に帰属されることができる。その代わり、発明者に対しては、相当の金銭その他の経済上の利益を受ける権利を与える、など。

◎道路交通法の改正……*75歳以上の運転者が認知機能が低下した場合に行われやすい一定の違反行為をした際、臨時に認知機能検査を行う、*運転免許の種類として準中型自動車免許を新設する、など。

◎裁判員の参加する刑事裁判に閎する法律の改正…… *蕃判に著しい長期間を要する事件等等について、 例外的に裁判員の参加する合議体で取り扱う事件から除外する、*裁判員等選任手続において犯罪被害者の氏名等の情報を保護する規定を整備する、など。


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