年末調整のポイント
カテゴリー: 税務・会計の最新チェックポイント
2021-11-12
年末調整のポイント
年末調整の時期が近づいてきました。
なお、扶養控除等申告書などへの押印は不要となりました。
①年末調整の対象者・・・・・
原則として「扶養控除等申告書」を提出している方ですが、給与総額が2千万円を超える方などは対象外です。
②年末調整の対象となる給与・・・・・・
1~12月までに支払うことが確定した給与です。
また、年の中途で就職した方が別の会社から給与を受けていた場合は、その給与を含めて年末調整をします。
③扶養控除等 (異動) 申告書
この申告書で扶養控除、障害者控除、寡婦控除、ひとり親控除、勤労学生控除を確認するため、扶親族等に異動がある場合などに異動申告が行われているかを確認します。
なお、扶養控除等は年末調整を行う時点の現況で判断しますが、親族などが年の途中で亡くなった場合は、その時点で要件を満たしているかを判定します。
④基礎控除申告書
合計所得金額が2500万円以下の方が基礎控除を受ける場合は提出が必要です。
⑤配偶者控除等申告書・・・・・・
本人の合計所得金額が1千円以下で、生計を一にする配偶者の合計所得金額が133万円以下の方が配偶者控除又は配偶者特別控除を受ける場合は提出が必要です。
⑥所得金額調整控除申告書・・・・・・
給与収入が850万円超の方で、23歳未満の扶養親族を有する場合などは所得金額調整控除を受けることができます。
⑦保険料控除申告書・・・・・
・生命保険料や地震保険料を支払った方は「保険料控除証明書」、 ・国民年金を支払った方は「社会保険料控除証明書」、 ・iDecoの掛金を支払った巧(個人払込)は「小規模企業共済等掛金払込証明書」を添付等して提出します。 |
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