相続税調査で約1万件の申告漏れを把握
カテゴリー: 会計トピックス
2013-12-06
国税庁が発表した24事務年度の相続税調査事績によると、実地調査は1万2210件に行われ、そのうち9959件から3347億円の申告漏れ(1件当たり2869万円)がありました。
申告漏れがあった財産については、現金・預貯金が37.2%で最も多く、次いで土地(16.9%)、有価証券(13.0%)となっています。
なお、近年は海外資産関連事案や無申告事案に力を入れており、海外事業では537件から218億円の申告漏れ(1件当たり4051万円)があり、無申告事案では866件から1088億円の申告漏れ(同9223万円)が把握されています。
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